1889年、ハミルトン・カーハートがミシガン州デトロイトにて、わずか5人の従業員と4台のミシンで創業したワークウェアブランド。当初は鉄道労働者のために、頑丈なダック生地やデニムを用いたオーバーオールを製造し、「誠実な働きに、誠実な価値を(Honest value for an honest dollar)」という理念のもと信頼を獲得しました。
1990年代以降はヒップホップやスケートカルチャーなどのストリートシーンでも支持され、1997年にはデザインを現代的にアレンジしたヨーロッパ発の「Carhartt WIP」もスタート。130年以上にわたり、耐久性と機能性を追求した「リアルクローズ」を提供し続けています。
代表的なモデル
カーハートの代名詞は、頑丈なダック生地を用いたワークウェアです。象徴的なデトロイトジャケットは、短い着丈とコーデュロイの襟、胸のジップポケットが特徴で、都会的なシルエットからストリートでも不動の人気を誇ります。また、フード付きのアクティブジャケットは防寒性に優れ、オーバーサイズでの着こなしが定番です。このほか、ブランドの原点であるオーバーオールや、膝を補強したダブルニーパンツなど、現場の声から生まれた機能美溢れるモデルが揃っています。
海外の有名人
カーハートは、ワークウェアの枠を超え、多くのカルチャーアイコンに愛されています。1990年代には2PacやNasといったラッパーが着用し、ストリートウェアとしての地位を確立しました。近年ではカニエ・ウェストや、アクティブジャケットを愛用するビリー・アイリッシュらがファッションとして取り入れています。映画界の影響も大きく、マシュー・マコノヒーが『インターステラー』でJ97デトロイトジャケットを、ジョセフ・ゴードン=レビットが『ルーパー』で同モデルを着用し、大きな話題となりました。
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